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耳管狭窄症のお話(お困りの方の参考になれば)

ある朝、ものすごい耳鳴りで目が覚めました。

 

人生で体験したことのない、どちらかというとキーンよりは「ワーン」という

少し低めの耳鳴り。

自分の声もこもって聞こえづらく、大きさの調整もできません。

試しにTVをつけてみたら、男性アナウンサーの声はまだ聞き取れるものの

女性アナウンサーの声は割れて、機械音のように聞こえました。

(ほんとにロボットがしゃべってるように聞こえました)

 

「もしかして突発性難聴?」

私は1度突発性難聴を経験しているので、原則2度目は

ないはず・・・と思いつつ、急いで耳鼻科を予約しました。

※突発性難聴は原則人生で1度きりと言われています。

 

ちょうど休みの日だったので、朝1番に診てもらうことに。

結果は聴力は異常なしだったのですが、聴力検査の時に

雑音を流して行う検査があるのですが、その雑音が耐えられないくらいに

大きく聞こえたことをお医者さんに伝えたら

「耳管かな・・・」とのこと。

とりあえず耳周りの血流をよくする薬をもらいました。

※聴力検査で「突発性難聴」の可能性が低いことが分かったことは

ありがたかったです。(診察は検査と薬で約4000円ほどでした)

 

午後、自宅でネットフリックスを見てみようと思い再生したのですが

聞こえがさらに悪化していて、陰鬱な気分になったので

TVは消して過ごそうとしたのですが、静かになると今度は

耳鳴りをすごく感じるので、ホワイトノイズ(心地よい雑音)を流して

過ごすことにしました。(

 

結局夜は耳鳴りと心配で眠れず、ソファーでネット検索をして

いろんな可能性を探りました。

 

いろんな文献などを調べると

耳管狭窄と耳管開放症という2つのものが自分の現状に合致していて

「ほぼこれだ」でもまったく反対の事で症状はほぼ同じって

厄介だな。。。。と思いました。

 

翌朝、少しだけ眠れて食欲がないので温かい牛乳を飲んだのですが、

その後、少し耳の調子が良くなりました。

「なんでだろ?」と思いながら、さらに調べると

 

「耳管狭窄症の原因は逆流性食道炎も大きく関係している」

と書いてある記事を多くみつけ、そういえばここ数日胃の調子が

悪いな。。。。と思い、逆流性食道炎の薬を飲んで仕事にいきました。

 

昼過ぎになって、朝よりもさらに状態が良くなっていて、

正直お医者さんからもらった薬のおかげか、逆流性食道炎の薬のおかげか

分からないのですが、ただただ聞こえが戻ってきたことが嬉しかったです。

 

その日の夜は耳鳴りが少しだけになったので、胃の薬を飲んでから就寝できました。

 

翌朝、かなり聞こえが改善して会話がほぼ正常にできるようになり、安堵。

原因は分からずじまいでしたが、個人的には胃の影響が多かったように思います。

 

現時点でまだ全快とはいかない(電話の声などはまだ少し響きます)が

日常生活がほぼ問題なく送れることにありがたさを感じています。

 

耳の病気はまだまだ医学が追いついていないことが多く、

正直内容がかなり怪しい記事も多く存在しますが、まずは早めに検査に行って

診断をうけつつ、安静に過ごすのが第一かと思います。

 

どなたかのお役に経てば幸いです。