朝起きると腰が痛いという方は割と多いと思います。
睡眠には仰向けがもっとも適していると言われていますが、
仰向けは腰の負担が割とある姿勢のため、仰向けで寝ている時間が多いと
朝起きると腰が痛いということが発生します。
問題はこの後なんですが、起きた直後血流が悪く体全体が硬い状態です。
ここで勢いよく活動をすると体への負荷が高くなります。
起きたら少しだけ体を左右にゆすったり、10秒でもいいのでゆっくりとしたストレッチを
行ってから起きると腰の痛みが無くなるのが早くなることが多いです。
また起きて1時間ほどはまだまだ本調子ではないので、
「中腰の姿勢をなるべく取らない」「できればシャワーでもいいので血流お風呂にはいり血流を上げてから活動する」「朝、運動をするならせめて起きてから30分は行わない」
が大事です。
特に中腰の姿勢をなるべく取らないは本当に重要です。
この朝の硬い時間帯に中腰の姿勢をとるといわゆる「ぎっくり腰」になりやすくなります。
※じつはぎっくり腰の正確なメカニズムはまだ不明なんです
特に軽いヘルニアやすべり症の症状がある方は、朝はなるべく中腰にならないように
心がけましょう(お洗濯や料理でどうしても中腰になるときはゆっくり、できれば足に手を添えながらの
中腰がオススメです)
柔軟性は年々失われます。体をいたわりながらの行動が重要です!
是非、「朝はゆっくり活動する」を実践してみてください。
ちなみに寝具でも腰が痛いことは発生しますが、一番腰痛になりにくい眠り方は
横向きで抱き枕をした状態だと思います。
試したことのない方はぜひ一度お試しください。
(抱き枕をできるスペースがない方はそもそも睡眠スペースが狭すぎる可能性があります)