つい先日、人生で初めて「本物のぎっくり腰」になりました。
世の中で一般的にいうぎっくり腰はほとんどの場合が「ぎっくり腰もどき」といわれる
比較的軽いものです。
本物のぎっくり腰は本当に立ち上がれません・・・。
私はなんとかタクシーで迎えに来てもらい、運転手さんのお手伝いで病院に行き
注射をしてもらってとりあえず、杖ありで歩ける程度になって帰ってきました。
さて、本題のぎっくり腰にマッサージは有効か?のお話ですが、
ぎっくり腰になったら残念ながら数日間の安静が必要です。
つまり”マッサージやもみほぐしは控えるのが良い”と考えます。
どうしても動けないときは
痛み止めの注射を受けに病院を受診する必要があると思います。
ぎっくり腰はじつはメカニズムがまだ正確に解明されていないので
これが有効な治療というものはありません。いわゆる対処療法が主なものです。
痛み止めの注射や薬、コルセットやテーピングによる腰の保護、なるべくゆっくり行動して
一番痛い時期(およそ3日)を静かに過ごす必要があります。
この3日が過ぎると一般的には少しずつ快方に向かい、10日~14日ほどで
寝ていて痛みで起きることが無くなる程度にはなることが多いです。
逆に痛みがどんどん強くなる場合は違う病気(ヘルニアなど)が考えられますので
すぐに病院を受診されることをオススメします。
ぎっくり腰から3週間ほど経ち、ある程度腰の不安が解消されてから
予防的にマッサージやもみほぐしなどを利用するのはよろしいかと思います。
(通院している場合はお医者さまにマッサージや整体を受けていいか確認してください)
また大きな整形外科にはウォーターベッドが設置してある所があります。
全身を弱い力で優しくマッサージしてくれる優れものです。
診察後のリハビリ利用で利用できる病院もあるのでリハビリ併設の病院の場合は
先生に相談をしてみるのが良いかもしれません。
いずれにしても、残念ながらぎっくり腰にマッサージはちょっと避けた方が
いいと思います。
ある程度の痛みの緩和がされてから、短い時間で弱めの施術を受けるのが最初は良いと思います。
しかし、ぎっくり腰はこんなに寝返りがうてないのだと初めて知りました。
ほぼ30分置きに痛みで起きてしまいますね・・・・。