腰椎すべり症にマッサージは有効かどうか?
いろんな考えがあると思いますが、個人的には
”信頼関係のあるお店でなら有効”だと思います。
すべり症の場合は基本的に「腰を反る動作」がNGとなるのですが、
うつ伏せでの押圧も腰を結果的に反らせることになるのでうつ伏せでの押圧も
基本的にはできません。
比較的安全なのは横向きに寝て腰やお尻まわりの筋肉を
優しくほぐす事なんですが、強度をお客様と確認しながらの作業となります。
お客様が日頃利用されているお店であれば、セラピストも強度確認がしやすく、
またお客様もしっかりと強度確認の答えをしてくださることが多いですが、
初めてのお店ではやはり強度確認の際、お客様が遠慮して強くても「大丈夫です」
と言ってしまいがちです。
多くのリラクゼーションサロンでは横向きの施術を行わないことが多いです。
(技術的にうつ伏せより難しいため)
もしも、行きつけのサロンがなく、新規で少しでもほぐして欲しいという方は
ご予約時に「横向きでの施術をお願いできますか?」と質問してみてください。
快諾してもらえるサロンさんは一般的に横向き施術に慣れていると思います。
(ただし、スポーツマッサージなどの強くほぐす施術はすべり症にはNGです)
すべり症は扱いが意外と繊細なため、受け付けてくれないサロンも多くなりますが、
無告知(すべり症と告知しない)での施術はリスクが高くなり、お客様も施術者も
困ることになるので必ず告知して施術をしてくれるか確認してください。
ネット予約は便利ですが、既往症がある方はまずはお電話で質問の上、ご予約をされることを
オススメします。